実態に即していない韓国ドラマ : 摂津守のブログ

韓国の歴史ドラマは、好きでよく見ているのですが、
史実とかけ離れている部分が多いですね

こう書くと日本の歴史映画やドラマも同じだろうって反論が
くるのですが、韓国の場合は演出とか創作のレベルとかの
話ではないところがポイントです

日本では、史実としての歴史が共有できており、
娯楽やそれを基にした映画ドラマとして
区別して観ることができますが、
韓国は事実とエンターテインメントと願望が
混同してしまっています

李氏朝鮮が、不潔だった記録は
李朝末期の西洋人による写真や記録で
明らかになっていますが、それ以前から不潔だったことが
朝鮮出兵のときの毛利輝元公の手紙や
李朝の役人自体の記録からもわかります

しかし、韓国ドラマでは華やかで綺麗な感じですね

衣服に関しても王侯貴族や一定の立場の人間を除けば、
ほとんどの下級役人や庶民は白色の着物を着用してましたし、
これも証拠として写真にも残っていますが、
ドラマでは、庶民が色とりどりの衣服を着用しています

文禄・慶長の役のときの我軍の記録では、
敗走する朝鮮軍の有様を白衣の集団という風な表現を
残していますし、明国や清国の記録からも認められます

明治維新後の日本と関わるようになってから、
庶民に至るまで色付きの衣服を着られるようになったのですが、
それを無視していますね

ドラマでは、李朝時代の女性であるにも
関わらず自由闊達に振舞ってたり、
商い市場が整然として賑わっていて、あたかも他国と同等の
商業形態が成立していたような錯覚を
与える内容になってしまっています

残念ながら李氏朝鮮はの実態は、
他国である日本、各国の西洋人、清国の記録から見れば、
古代のままといっても言い過ぎではない有様でした

糞尿による土壌汚染等の問題は、
17世紀の朝鮮人自身の記録にも残っており、
李朝末期だけの現象ではありませんでした

韓国の、この歴史ドラマで作られたイメージで、
朝鮮の優越性を誇り、それを奪い破壊した日本は
許せないと主張する韓国人が、かなり存在しているのですが、
それは違うと言わざるをえませんね

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